「組織の健康診断」の一つとして、集団分析結果を組織分析に活用。戦略的に業務効率化に取り組む
クラウドやIT技術で仕事を効率化し、そこに生まれた時間で「心の豊かさ」の提供を目指す株式会社ラクスは、社内でも「改善すること」に対して高い意識を持ち、効率化やコスト削減などさまざまな視点でPDCAを高速に回していくことを日々考えているという。ストレスチェックに関してもweb化により業務効率化を実現し、集団分析結果を組織分析に活用。高ストレス者の多い部署を確認し、その統括者に対してアクションを起こすなど積極的に職場環境改善を進める。

特にコロナ禍を経て、「戦略的オフィスワーク」というワードを掲げ、会社の目標と従業員の希望の両方が叶う方法を検討してきた。そして新たな休暇制度の導入や有給休暇取得の選択肢を増やし、シフトの柔軟さの改善も行ったそうだ。以前から「育児シフト変更制度」などはあったが、現在は育児に限ることなく、個人の都合でシフトを変更できる「マンスリーシフト制度」や「タイムリーシフト制度」、週1回の在宅勤務制度を設けるなど、よりメリハリの効いた働き方を意識した施策を拡充・推進したことによって、ストレスの軽減につながっていると分析する。労務課では、実際に取得率など数値の変化を追っているといい、戦略的な取り組みが窺える。
さらにストレスチェックだけではなく、その他に実施しているサーベイもある。それぞれ単体で判断はせずにこれらの結果を結合させながら、会社組織の現状把握と改善につなげている。
今後のストレスチェックの活用に関しては、高ストレス者・ストレスの高い部署へのアプローチのみならず、未然の予防にどう活用できるかを模索しているという。高ストレスには至っていないものの、ストレスが高まっている状態を分析し対策する方法を話し合っているとのことだ。
このように、従業員の希望と会社の生産性向上の両立が図れるようさまざまな施策を取り入れているだけでなく、その背景には組織をより良い方向に「改善」していくことに向ける意識の高さが共有され、きちんとした分析・戦略のもとに検討を重ねているのだということが伝わってきた。
受賞法人ご担当者からのコメント
貴社のストレスチェック大賞の第1回目において受賞をいただき、大変光栄に思います。
今後はこのチェックで顕在化する前に、その前段階で改善施策が実施できるように予防措置に力を入れ、より一層、精進してまいります。この度は弊社を受賞企業として選出いただき、誠にありがとうございました。
株式会社ラクス
労務課 山口 莉奈 様